世界随一のミクスト・カルチャーな国、フィリピンを「お祭り」で楽しもっ!! レッツフィエスタ!!
フィリピンといえば青い海?白い砂浜?
確かに、7107 の島々とそれを囲む太平洋の豊かな自然は素晴らしいけれど、フィリピンの魅力はそれだけではありません!
約300 年間にも及ぶスペイン統治の影響を受け、東南アジア唯一のキリスト教国であるフィリピン。
ときには「東洋のバチカン」とも呼ばれるこの国には、文化・言語・宗教など日常生活の様々なシーンで今もスペインの香りが色濃く残っています。
まだまだ日本人には「観光地」としてのイメージが薄いフィリピンですが、そんな他の東南アジア諸国とは違った文化に魅せられ、年間300 万人以上の観光客が世界中からフィリピンを訪れています。
フィリピン文化の魅力を語る上で外せないのが、「フィエスタ(Fiesta)」と呼ばれるお祭りの文化。
エネルギッシュで笑顔が絶えない陽気なフィリピンの人々が、神様から与えられた日々の生活へ感謝し、ラテンのノリを最大限に発揮して(!?)思いっきり楽しむ日です。
「ビーチもダイビングもいいけれど、せっかく来たなら本当のフィリピン文化を肌で感じたい!」
それなら、陽気なフィリピン人に混じって、思いっきりフィエスタを体感しましょう!
さぁ、一緒にLet’s Fiesta!!

- その1.必要最低限の貴重品のみ持参する
- どんなフィエスタでも大勢の人でごったがえすことが予想され、当然スリなどの危険もあります。
- お金は必要最低限だけもち、カメラ・時計・ケータイなどの持ち歩きには十分注意しましょう。
- その2.服装は地味目が基本
- フィエスタには多くの外国人が訪れるとはいえ、必要以上に肌を露出するなどのあまり奇抜な格好は不要なトラブルを招く恐れがあります。なるべく地元の人たちと同じような軽装で行動しましょう。
- その3.こまめに水分補給。帽子&長袖はお役立ちアイテム!
- フィエスタの見所はやはり賑やかなストリートダンス。炎天下の中で長時間立ちっぱなし状態になるので、こまめに水分補給をし、帽子や日傘を活用、また長袖を羽織るなどして体調管理&日焼けに注意しましょう。
- その4.カメラの取り扱いに注意!
- 楽しい思い出を写真に収めたい一心でついつい忘れがちですが、カメラを持ち歩く場合には必ずストラップ等を使用して首から下げた上でポケットに入れたり、撮影時もストラップを手首に巻きつけるようにして、不用意に手だけで持たないようにしましょう。
1月 / JANUARY
- フィースト オブ ザ ブラック ナザレ
Feast of the Black Nazarene
- 時期:毎年1月9日
- 場所:Quiapo, Manila
- 1606年1月9日、既にスペインによって伝来していたキリスト教のさらなる布教を図るため、“Black Nazarene”と呼ばれるキリスト像がメキシコより送られました。「奇跡を起こす」と言われる“Black Nazarene”を一目見、触れようと、毎年1月9日に行われる“Black Nazarene”のパレードには全国各地からたくさんのキリスト教徒が集まります。
- 行き方:LRTでキアポへ
- メトロマニラ内のLTRカリエド駅(Carriedo,Sta. Cruz)下車。


- 【ミニ情報】
- 「奇跡を起こす」という効能を信じて人々が“Black Nazarene”に殺到するため、このフィエスタでは残念ながら負傷者が絶えず、ときには命を失う人も。アクシデントに巻き込まれないために、当日はテレビで観覧するか大通りを避けて遠巻きに見ることをおすすめします。
- シヌログ
Sinulog
- 時期:毎年1月の第三日曜日
- 場所:Cebu City, Cebu Island
- 今から460年以上前、かのマゼラン一行によってキリスト教がもたらされたセブで希望と幸福への祈りの一環として始められた、フィリピンで最も有名なフィエスタの一つです。 Sto. Nino(幼きイエス)の像を抱えたダンサーたちが、軽快なドラムに合わせて「Pit Senor! Viva Sto. Nino!」(お力を、セニョール!サント・ニーニョ、万歳!)と叫びながら繰り広げるストリートダンスは圧巻。ダンサーの煌びやかな衣装やメイクアップにも注目です。
- マニラからの行き方:飛行機でセブシティへ
- フィリピン航空が1日8〜9便、セブ・パシフィックが1日10便、ゼストエアが1日2〜3便運行しており、所要時間は約1時間20分。空港からセブシティまでは車で約30分。



- 【ミニ情報】
- Sinulogに参加したからには、マゼランが持ち込んだといわれる本物のSto. Nino 像も見ておきたいところ。フィリピン最古の教会の一つであるSto. Nino Church(サント・ニーニョ教会)にはその像がおさめられており、すくそばにあるSto. Nino Basilica Museum(サント・ニーニョ教会博物館)では教会の歴史を学ぶことができます。
- アティ アティハン
Ati-atihan
- 時期:毎年1月の第三日曜日
- 場所:Kalibo, Aklan, Panay Island
- 13世紀、現インドネシアのボルネオ島から訪れた指揮官たちと、原住民族のアティ族との間の平和的な土地取引を記念して始まったのがこのフィエスタ。タガログ語で「アティ族になりきろう」という「Ati-atihan」の名前のとおり、ダンサーたちは肌を黒く塗ってアティの原住民族に扮し、力強いダンスを披露します。
- マニラからの行き方:飛行機でカリボへ
- フィリピン航空が1日3〜4便、セブ・パシフィックが1日7便、ゼストエアが1日8便運行しており、所要時間は約45分〜1時間。空港から中心部までは車で約10分。


- 【ミニ情報】
- パナイ島の北部に位置するKalibo はボラカイへのアクセスに必須な空港(他にカティクラン空港もあり)でもあり、ボラカイ行きのボートが発着するボート乗り場(Jetty Port)まで45分とアクセスも良し。フィエスタ中はKalibo の街中のホテルがいっぱいになってしまうことも多く、ボラカイに宿泊したついでや滞在スケジュールの中日などを利用して一日観光スポットとして“Ati-atihan”に参加するものアリです!
- ディナグヤン
Dinagyang
- 時期:毎年1月第四週末
- 場所:Ilo-ilo City, Panay Island
- Sinulog 同様、しかしシヌログよりずっと最近の1968年にセブから持ち込まれたキリスト教(Sto. Nino 像)を称え、祈りを捧げるフィエスタです。Ati-atihan と同じように原住民族の姿を真似て肌を黒く塗り、原住民族のものに似せた衣装でダンスをすることから、「イロイロのAti-atihan」とも呼ばれます。
- マニラからの行き方:飛行機でイロイロへ
- フィリピン航空が1日6便〜7便、セブ・パシフィックが1日5〜6便、ゼストエアが1日1便、エアフィリピンが1日1〜2便運行しており、所要時間は約1時間。空港から市内へは車で約10分。

- 【ミニ情報】
- イロイロの名産物といえば、Batchoy(バッチョイ)と呼ばれる日本でいうラーメンのようなヌードルスープ。 バリエーションはさまざまですが、豚や鶏などのスープに細麺が入っており、トッピングとしてChicharon(チチャロン)と呼ばれる豚の皮や小腸を揚げたもの(独特な風味でおいしい!)を砕いてパラパラと振りかけるのが特徴です。屋台などでも気軽に食べられるので、ぜひお試しあれ!
2月 / FEBRUARY
- パナグベンガ・バギオ・フラワー・フェスティバル
Panagbenga Baguio Flower Festival
- 時期:毎年2月第二週
- 場所:Baguio City
- “Panagbenga”とはバギオ地方の言葉で「芽吹きの季節、開花の時」という意味。フィリピンの中でも北に位置し標高も高いバギオでは様々な種類の花が収穫できるため、花々が開花するこの時期に、収穫祭としてこのフィエスタが行われます。本物の花々を使った巨大なフロート(パレード車)が見もので、フロートが去った後に残る花のいい香りにも魅了されます。
- マニラからの行き方:バスでバギオへ
- パサイ、またはクバオにあるヴィクトリー・ライナーバス乗り場から1時間おきに出ている。所要時間は約6時間。

- 【ミニ情報】
- バギオといえば「フィリピンの軽井沢」と呼ばれ、避暑地として有名な場所。フィリピンでは“サマーシーズン”真っ盛りの2月ですが、バギオでは一番寒い時期。最低気温は10度以下まで下がります!ちょっとかさばりますが、厚めのセーターやダウンジャケットを必ず持参しましょう!
3月 / MARCH
- モリオネス
Moriones
- 時期:毎年聖週間中の7日間
- 場所:Marinduque
- 聖週間中の7日間、毎日行われるこのフィエスタは、人々がマスクや甲冑を身にまといローマ戦士に扮することで磔(はりつけ)にされたキリストを悼み、パレードを行うというものです。また、キリストが磔(はりつけ)にされた際、盲目のローマ戦士が傷ついたキリストの体から流れ落ちた血を目に浴び、その後目が見えるようになったという話があります。その後彼はキリスト教に改宗しますが、結局キリストの信者たちによって斬首刑にされてしまいます。このフィエスタ中は、その盲目のローマ戦士にまつわるパレードも行われます。
- マニラからの行き方:飛行機でマリンデュケへ
- マニラからゼストエアが週4日、各日1便運行しており、所要時間は1時間弱。
- 【ミニ情報】
-
聖週間(Holy Week)とは?
キリストがエルサレムで受けた受難を心に刻み、キリストへの祈りを捧げる、キリスト教徒にとって特別な7日間のこと。国民の90%以上がキリスト教徒と言われるフィリピンでは、クリスマスに次ぐ大切な行事であり、休暇となる期間です。
- クトゥッド・レンテン・ライツ
Cutud Lenten Rites
- 時期:毎年聖週間中の金曜日(聖金曜日)
- 場所:San Fernando, Pampanga
- キリストが亡くなった日とされる金曜日(聖金曜日)に行われるフィエスタです。キリストの受難を悼む究極の方法として、当時のキリストと同じように十字架を背負って丘に登り、手と足に杭を打たれ、磔(はりつけ)にされます。この儀式にキリスト役として参加できるのは三人のみですが、毎年全国から多くの人々が立候補します。
- マニラからの行き方:バスでサンフェルナンド(パンパンガ)へ
- バスでサンフェルナンド(パンパンガ)へキアポにあるフィリピン・ラビットバスでサンフェルナンド行きかバギオ行きに乗るか、パサイまたはクバオにあるヴィクトリー・ライナーバス乗り場から、1時間おきに出ているバギオ行きに乗る。所要時間は約1時間半。


5月 / MAY
- フラワーズ・デ・マヨ / サンタクルーサン
Flores de Mayo / Santacruzan
- 時期:毎年5月
- 場所:全国各地
- 花々が可憐に芽吹くこの季節に行われるフィエスタは、聖母マリアへ尊敬の気持ちを込めて行われます。男女がペアとなりドレスアップをし、花々で作られた聖母マリアを象徴する花飾りを手に、街中をパレードします。またこのフィエスタには、当時のローマ女王ヘレナがキリストが磔にされていた十字架を探し出し、息子である皇帝コンスタンティヌスへ贈るまでのストーリーがもう一つの背景としてあり、キリスト教への敬愛の念が込められたフィエスタです。

- パヒヤス・フェスティバル
Pahiyas Festival
- 時期:5月15日
- 場所:Lucban and Sariaya, Quezon
- スペイン出身の農夫であり聖人のSan Isidro Labradorを称えるフィエスタです。当日は街中の家々が色とりどりの花や野菜で飾り付けられ、パレードが行われます。緑豊かな小さな街で行われる鮮やかなフィエスタです。
- マニラからの行き方:バスとジプニーでルクバンへ
- パサイにあるフィルトランコやBLTBのバスでルセナ(Lucena)まで行き、そこからジプニーでルクバンまで。またはLRTのヒル・プヤット(Gil puyat)駅近くのJAMやグリーンスターのバスでサンタ・クルス(Sta.Cruz)まで行き、ジプニーに乗り換える。



- 【ミニ情報】
- Lucbanで有名な食べ物といえば、“Pansit Hub-hub”(パンシットハブハブ)。“パンシット”とは、醤油ベースの焼きそばのようなフィリピン料理で、おめでたい行事には欠かせない食べ物です。昔、この地方にはバナナの葉に載せたパンシットをそのまま口に運んで食べていた習慣があり、そのときの音“ハブハブ”が名前として残ったという、Lucbanの名物料理です。Lucban には、なんと一人前10ペソ程度でお腹いっぱい食べられるパンシットのお店もたくさんあるので、ぜひトライしてみて下さいね!
- カラバオ・フェスティバル
Carabao Festival
- 時期:5月15日
- 場所:San Isidro, Nueva Ecija / Pulian, Bulacan / Angono, Riza
- フィリピンの農業にとってなくてはならない存在のCarabao(カラバオ=水牛)に感謝を捧げるフィエスタです。いつもは泥まみれのカラバオを教会に集め、体をきれいにし、花などで飾り付けます。聖水を浴びせた後にはカラバオの背中に人が乗ってレースをするなど、日頃の感謝を込めて盛大に行われる賑やかなフィエスタです。
- マニラからの行き方 1:プリラン:バス
- キアポにあるフィリピン・ラビットバスか、パサイまたはクバオにあるヴィクトリー・ライナーバスのターラック(Tarlac)かザンバレス(Zambales)行きのバスに乗る。
- マニラからの行き方 2:アンゴノ:バスとジプニー
- メトロ・マニラのマンダルヨーン市のEDSA Shwa Boulevard Terminalから、タイタイ(TayTay)行きのバスでタイタイまで行き、そこからジプニーでアンゴノまで。所要時間は約1時間半。


- オバンド・ファーティリティ・ライツ
Obando Fertility Rites
- 時期:5月17〜19日
- 場所:Obando, Bulacan
- Sta. Clara de Assisi を初めとする三人の“不妊”の聖人に敬意を示すフィエスタです。 このフィエスタのメインイベントは、ダンス。伝統的な民族衣装を身にまとい、人々が街中を練り歩きます。このダンスに参加すると独身の男女に良い婚姻相手が見つかり、特に不妊の女性たちは子どもを授かることができると信じられています。
- マニラからの行き方:バスでオバンドへ
- キアポにあるフィリピン・ラビットバスから、パサイまたはクバオにあるヴィクトリー・ライナーバスのターラック(Tarlac)かザンバレス(Zambales)行きのバスに乗る。
6月 / JUNE
- マッドパック・フェスティバル
Mudpack Festival
- 時期:6月24日
- 場所:Murcia, Negros Occidental
- 自然と密接な生活を送っていた原始の人々に敬意を表し、また、人々が自然の一部として生きていることを祝って行われるフィエスタです。このフィエスタのメインは、人々が粘土で作られた仮面を付け、同じく粘土でボディペインティングをして踊るダンス。毎年多くの人が参加し、盛り上がるフィエスタです。
- マニラからの行き方:飛行機と船、バスでムーシャへ
- フィリピン航空、セブ・パシフィック、ゼストエアで、セブまで行き、バスでトレド (Toledo) へ。セブからトレドまでは所要時間約1時間半。トレドから船 (weesam Express) に乗って30分のサン・カルロス (San Carlos) まで行き、サン・カルロスの Ceres Terminal からドン・サルバドール・ベネディクト (Don Salvador Benedicto) 経由のバコロド (Bacolod) 行きのバスに乗り、ムーシャ (Murcia)へ。お祭りの場所はさらにそこからジプニーで Mambukal まで行く。



- パラダ・ナン・レチョン
Parada ng Lechon
- 時期:6月24日
- 場所:Balayan Batangas
- Lechon(レチョン)とは、豚の丸焼きのこと。なにかおめでたい出来事には欠かせない、フィリピンを代表する祝賀料理の一つです。「Parada ng Lechon」とは“レチョンのパレード”という意味。Balayan の聖人で洗礼者のSt. John に敬意を表し、レチョンにドレスを着せたりアクセサリーを付けるなどしてドレスアップさせ、その名の通り、街中をパレードします。パレード後は、もちろんレチョンは人々の胃袋へ。フィエスタ後にみんなで集まってワイワイ食事をするのも、このフィエスタの楽しみ方の一つです。
- マニラからの行き方:バスとジプニーでバラヤンへ
- パサイにあるBLTBか、CROWのバラヤン (Balayan) 行きに乗るか、ナスブ (Nasugbu) 行きに乗ってパリコ (Palico) で降りてそこからジプニーでバラヤンまで。
- 【ミニ情報】
- 豚の丸焼きであるレチョンの一番おすすめ部位は、アメ色にこんがりと焼けた“皮”。豚自身の脂によってパリパリに焼き上がった表面と内側の薄い脂肪は、ビールのおつまみには最高ですよ〜!
8月 / AUGUST
- カダヤワン・サ・ダバオ
Kadayawan sa Davao
- 時期:8月の第三週
- 場所:Davao City
- フィリピンの数あるフィエスタの中でも有名で、毎年多くの観光客が世界中から訪れるフィエスタです。Davao はフルーツや花々の産地としても有名。毎年収穫の時期にあたる8月に、今年の収穫を祝い、来年の豊作を願うために行われます。一週間行われるこのフィエスタの見所は、土曜日に行われるパレード。野菜、フルーツ、そして色とりどりの花々で飾られたフロートが大通りを練り歩き、鮮やかな衣装をまとった人々がストリートダンスを披露します。このパレードは、原住民族たちの伝統文化の披露の場ともなっており、伝統的な民族衣装や民族楽器の演奏を楽しめます。
- マニラからの行き方:飛行機でダバオへ
- フィリピン航空が1日6便、セブ・パシフィック航空が直行便を1日6便、ゼストエアが1日1便運行しており、所要時間は2時間弱。空港から市内までは車で約15分。



- 【ミニ情報】
- このフィエスタ期間中は様々な関連グッズがお土産として街中で売られますが、なかでも一押しが、フィリピン最大手ファストフードチェーンの jollibee のT シャツ。Kadayawan sa Davao 仕様のレアTシャツが、街中の jollibee 内で購入できます。
9月 / SEPTEMBER
- フィースト・オブ・ヌエストラ・セニョーラ・デ・ペニャフランシャ
Feast of Nuestra Senora de Penafrancia - 時期:9月の第三土曜日から9日間
- 場所:Naga City
- 宗教・文化・伝統が融合したビコール地方最大のフィエスタで、日程は9日間にも渡ります。このフィエスタの主人公は、聖母マリア。フィエスタ初日に教会から運び出された聖母マリア像は、Naga Cathedral 教会へと安置されます。人々はフィエスタの最終日までこの教会で聖母マリアへ祈りを捧げる特別なミサを開き、最終日にまた聖母マリアの像を今度は船に乗せて、川を下ってもとの教会へと戻します。この間も人々はキャンドルを灯し、聖母マリアへの祈りを欠かしません。
- マニラからの行き方:飛行機でナガへ
- フィリピン航空が1日2便、セブ・パシフィック航空が1日2〜3便、ゼストエアが週4日、各日1便運行しており、所要時間は約1時間。
10月 / OCTOBER
- マスカラ フェスティバル
Masskara Festival
- 時期:毎年10月第三週
- 場所:Bacolod City, Negros Island
- 「微笑みの都市」と呼ばれるネグロス島最大の都市バコロドで毎年開催される、フィリピンで最も有名なフィエスタの一つ。“mass”は英語で「たくさんの」を意味し、“kara”はスペイン語で「顔」を意味します。砂糖産業の中心としても有名なバコロドで、1980 年に砂糖の価格が暴落し住民の生活が危機にさらされたとき、その困難を乗り切るために住民を奮い立たせようという目的から始まりました。その由来と名前の通り、笑顔のマスクがこのフィエスタ最大の特徴。期間中は、カラフルなマスクと衣装を身にまとったストリートダンスや楽器の演奏、それに屋台が立ち並び、世界中から多くの観光客が訪れます。彼らの熱のこもった踊りや演奏は、困難をもたくましく笑顔で乗り越えようとしたバコロドの人々の想いを私たちに伝えてくれているようです。
- マニラからの行き方:飛行機でバコロドへ
- フィリピン航空とセブ・パシフィックが1日4便、ゼストエアが1日1便運行しており、所要時間は約1時間10分。空港から市内までは車で10分。



- 【ミニ情報】
-
バコロドは「Chicken Inasal(チキン・イナサル)」と呼ばれるチキンバーベキューで有名な都市。市内の至るところに屋台などが出ているので、滞在中にぜひ食べておくべし!
お土産には「Barquillos(バーキュリオス)」がおすすめ!小麦粉と卵、砂糖でできたシガールのようなお菓子で、バコロドの名物です。ただしサクサクしていて壊れやすいので、バッグで持ち帰る際には気をつけて!
- イド・アル=フィトル
Eid-ul-Fitr - 時期:毎年ラマダン明け後(不定期)
- 場所:全国各地
- “Eid-ul-Fitr”とは、アラビア語で「断食明けの祭り」のこと。イスラム教のラマダン月が明けた後に、全国各地のイスラムコミュニティで行われます。ラマダンの開始と終了は新月に合わせて決まるため、イド・アル=フィトルの開催時期も毎年不定期ですが、この日はフィリピンでは祝日となっています。イスラム教徒たちにとってはキリスト教でいうクリスマスに匹敵する大切で盛大なフィエスタです。
11月 / NOVEMBER
- ヒガンテス フェスティバル
Higantes Festival
- 時期:毎年11月22日〜23日
- 場所:Angono, Rizal
- 「Higante」とはタガログ語で“巨大な(ジャイアント)”を意味します。Rizal はもともと芸術センスに優れた人々が多い地方。スペイン統治時代に抑圧された環境で生活していたRizalの人々は、抑圧的なスペイン人を巨人に見立てることで、武力や言論とはまた違った方法で「反スペイン」の意思を表現したのです。スペイン人が去った後は、もっと芸術的な意味合いが強いフィエスタとして、現在も続いています。
- マニラからの行き方:バスとジプニーでアンゴノへ
- メトロ・マニラのマンダルヨーン市のEDSA Shaw Boulevard Terminal から、タイタイ (Tay Tay) 行きのバスでタイタイまで行き、そこからジプニーでアンゴノまで。所要時間は約1時間半。

12月 / DECEMBER
- サンフェルナンド ジャイアント ランタン フェスティバル
San Fernando Giant Lantern Festival
- 時期:毎年12月
- 場所:San Fernando, Pampanga
-
1928年にキリストの生地であるベツレヘムの星を象徴して作られたパロル(ランタン※)。
それ以来80年以上もの間、クリスマスを象徴する装飾品として広くフィリピン人に愛されています。その生産地であるパンパンガのサンフェルナンドで毎年クリスマス間近になると行われるのがこのフィエスタ。1mをゆうに超える巨大ランタンが勢ぞろいし、夜空に光り輝く景色は圧巻です。
※パロル(ランタン):カピス貝で作られたフィリピン独自のクリスマス用の飾り。ほとんどのパロルの中に電球が入っており、夜になると色とりどりに染められたカピス貝がとてもキレイに光る。 - マニラからの行き方:バスでサンフェルナンド(パンパンガ)へ
- キアポにあるフィリピン・ラビットバスでサンフェルナンド行きかバギオ行きに乗るか、パサイまたはクバオにあるヴィクトリー・ライナーバス乗り場から、1時間おきに出ているバギオ行きに乗る。所要時間は約1時間半。


- 【ミニ情報】
-
このフィエスタでは、パロルを購入することももちろん可能です。
直径30cmくらいの小さなものから1m 以上のものまで各サイズ揃っており、またデザインも一つひとつ異なるので、じっくり見て回ってお気に入りの一品を見つけましょう!
- クリスマス・シーズン
Christmas Season
- 時期:毎年12月
- 場所:全国各地
- フィリピンのフィエスタの中で最も長く、そして最もフィリピン人に愛されているのがクリスマスです。フィリピンのクリスマスは12月16日から1月の第一日曜日までの22日間ですが、その準備は9月から始まります。日本ではカジュアルに楽しむのが一般的なクリスマスですが、キリスト教国であるフィリピンではより宗教的な意味合いの強いものです。12月16日から25日までの9日間毎日教会で行われるミサに通い、キリストの生誕を祝います。
- マニラからの行き方:飛行機でバコロドへ
- フィリピン航空とセブ・パシフィックが1日4便、ゼストエアが1日1便運行しており、所要時間は約1時間10分。空港から市内までは車で10分。
その他
- タバコ・フェスティバル
Tabacco Festival
-
開催日:3月28日〜31日
開催地:Candon City, Ilocos
主要産業のタバコのお祭り。ストリートダンス競技、マーチングバンド競技、映画スターとのバスケットボール、ミスコンテストなどが行われます。
- マガヨン・フェスティバル
Magayon Festival
-
開催日:4月中
開催地:Albay
ビコール地方の言葉で「美しい」を意味する「マヨン」の名前がつけられています。アルバイの収穫を祝う感謝祭で、見本市や様々なスポーツや文化イベントが行われます。
- ロデオ・マスバテーニョ
Rodeo Masbateno
-
開催日:4月16日〜18日
開催地:Masbate
古き良きカラバオのレースとは違う、ウェスタンスタイルのロデオや雄牛の格闘のお祭り。地元のカウボーイの勇姿はとてもエキサイティング。
- ピンタドス・カサディヤン・フェスティバル
Pintados Kasadyaan Festival
-
開催日:6月27日
開催地:Tacloban City
Pintados は、昔のボディーペインティングと、いかにしてタクロバンがキリスト教を受け入れセントニーニョへの愛情を発展させてきたのかを表現し、祝います。
Kasadyaan はレイテの自治体が彼ら独自の文化、歴史、生き方をカラフルに多様な方法で表現していて、壮観です。
- ルビッド・フェスティバル
Lubid Festival
-
開催日:7月12〜16日
開催地:Malilipot, Albay
マニラ麻の産地のお祭り。マニラ麻はその用途が多く、また地元の人々の主要な収入源として重要です。カラフルなマニラ麻の服を着たストリートダンスが披露されます。
- ディワル・フェスティバル
Diwal Festival
-
開催日:7月15〜16日
開催地:Roxas City, Capiz
世界でも最高級の味の貝、Diwal のお祭り。展示会や料理コンテスト、環境セミナーなども行われます。この2 日間の収穫は全て、一般の人々に販売されます。
- パサカ・フェスティバル
Pasaka Festival
-
開催日:8月14日
開催地:Tanauan, Leyte
来るべき年に向け、住民たちに健康と幸運と進歩を招くためのお祭り。聖母マリアを記念するパレードが行われます。天の恵みへの感謝と訪問者の歓迎を込めて行われる感謝祭。
- チネラス・フェスティバル
Tsinelas Festival
-
開催日:8月25日
開催地:City of Gapan, Nueva Ecija
Gapan 市の記念日として行われるお祭りで、装飾が施された7 フィートもの巨大なサンダルのフロートがパレードを行います。
- ランソネス・フェスティバル
Lanzones Festival
-
開催日:9月8〜10日
開催地:Talisay City, Negros Occidental
甘いランソネス、ランブータン、マンゴスチン、ドリアンの産地、タリサイの感謝祭。ランソネスが無料で食べられる、という催しも。
- フィエスタ・ヘルモザ
Fiesta Hermosa
-
開催日:10月1〜12日
開催地:Zamboanga
伝説のピラール砦での聖母マリアの奇跡を称えるお祭り。レガッタ、ストリートダンスや見本市などが行われます。
- イバロン・フェスティバル
Ibalong Festival
-
開催日:10月1日〜31日
開催地:Legazpi City
この地方の創生について表現したお祭り。英雄と悪人のマスクをつけて歌とダンスと共にパレードを行います。
- パンガシ・フェスティバル
Pangasi Festival
-
開催日:10月11日〜13日
開催地:Bgy. Lanipe, Nueva Valencia, Guimaras
豊作を祈って行われている儀式で、塩を使わずに作られた料理を神に捧げます。伝統保存のため、この料理方法は殆どの農家でまだ続けられています。
- ネグロス・デー
Negros Day
-
開催日:11月5日
開催地:Negros Occidental
スペイン人に対して、ニッパヤシなどで作って黒く塗っただけのライフルと大砲で武装して見せ、無血の勝利を得た記念のお祭り。
- カヒラワヤン・フェスティバル
Kahilwayan Festival (Cry of Santa Barbara)
-
開催日:11月17日
開催地:Santa Barbara, Iloilo
芸術的な舞踊劇のお祭り。英雄マーチン司令官によって導かれて戦った、自分たち自身による自由のための戦いを再現しています。
- サーフィン・フェスティバル
La Union Surfing Invitational/Surfing Festival
-
開催日:11月17日〜19日
開催地:Urbiztondo, San Juan, La Union
フィリピンで一番のサーフィンスポットで行われる競技会。サーフィンを楽しむために、また競技のために、国中から人々が集まります。
- バエサ・パラーダ
Baesa Parada
-
開催日:11月24日
開催地:Libacao, Aklan
アクラン川で行われる、竹で作ったカラフルな筏のコンテスト。これらには地元で作られた様々な農作物が積まれています。
- ビナバヤニ・フェスティバル
Binabayani Festival
-
開催日:11月30日
開催地:Masinloc, Zambales
町の守護聖人セント・アンドリューを称えるお祭りで、キリスト教徒とアエタ族間の戦いを記念した儀式やダンスで祝います。豊作祈願の意味も。
- サンディヤ・フェスティバル
Sandiya Festival
-
開催日:12月6日(第1週)
開催地:Oton, Iloilo
Oton は大きくて甘いスイカの産地。様々なイベントの中でもユニークなのが、PINAKAcontest という巨大スイカのコンテストです。
- カサグ・フェスティバル
Kasag Festival
-
開催日:12月第2週
開催地:Banate, Iloilo
この地方の素晴らしいカニが味わえるお祭り。お祭りの間、お祝いのためにたくさんのカニ料理が提供されます。
- パンタット・フェスティバル
Pantat Festival
-
開催日:12月第3週
開催地:Zarraga, Iloilo
地域の特産、文化でもあるマッドフィッシュ製造者の評判が決まります。イロイロの最も素晴らしい料理の一つを是非味わってみてください。
- トゥルトゥガン・フェスティバル
Tultugan Festival
-
開催日:12月27日〜31日(第4週)
開催地:Maasin, Iloilo
竹の生産地として有名で、家具や、手工芸品などの竹製品が並びます。楽器や服に竹を使ったコンテストが見ものです。
情報提供:フィリピンプライマー http://primer.ph







